新しい年を迎えて、何かと忙しい時期でもある1月。
新年になり、まず最初にやることといったら新年の挨拶ですが、
『そういえば、新年の挨拶っていつまでにやればいいのかな・・・?』
なんて考えている方、多いのではないのでしょうか?
お正月とはいつまでの事をさしているのでしょうか?
また、お正月のあいさつは、いつまでするのが正しいのでしょうか?
挨拶をしなければ、「礼儀のない人」と思われそうだし、
いつまでも挨拶をしていたらしていたで、「常識のない人」と思われそうだし・・・
今回はお正月の挨拶はいつまで?について詳しくまとめてみました。
お正月の挨拶、いつまでにするのが正しい?
お正月の挨拶をするのは、一般常識ですが、
確かにいつまでにするという決まりなどは、あまり聞いたことありませんよね。
まずは、お正月とは、いつからいつまでの事をさすのか、おさらいしてみましょう!
お正月は「月」という言葉がつくことからも分かりますように大きな意味では1月全部が「お正月」です。
1月は別名、「睦月(むつき)」や「正月(しょうつき)」とも言われています。
ですが、「お正月」は、1月の意味で使われることはあまりなく
暦において年の初めの新年を祝う行事の名前として使われることが多いです。
1月1日から3日までを「三が日」と言い、これをお正月だとする人と
「松の内」つまり、門松やしめ飾りを飾っているあいだをお正月だとする人がいます。
関東では門松やしめ飾りは、1月7日まで飾ることが多いですが
関西や東北などでは「どんど焼き」といって、1月15日の小正月にお正月の飾りを焼く行事を行うことが多いですので
1月15日までを松の内とします。
この「松の内」は、例外はありますが関東では1月7日まで関西の一部では1月15日までとしているところが多いです。
お正月の挨拶は一般的に松の内までに挨拶をする様にしましょう!
ただ、元旦に挨拶に出掛けるのはタブー!
元旦くらいは、家族でゆっくり過ごすのが1番ですね!
新年の挨拶は、正月を迎え、お正月の飾りを処分する時期とも言われる松の内までに、挨拶を終わらせておくのが、一般的ですが、
ここで注意して欲しい事は、松の内は地域によって日付が異りますので注意しておきましょう。
☆関東の松の内は、1月7日
☆関西の松の内は、1月15日
ちなみに、松の内を過ぎて挨拶をする場合は、「新年の挨拶」ではなく、「寒中見舞い」となります。
つまり、関東では8日以降、関西では16以降、新年に初めて会う時は、
「明けましておめでとうございます。」ではなく、「今年もよろしくおねがいします。」が望ましいです。
これは、2月上旬の節分の時期までは世間一般からすれば、新春でありますので、
節分の時期までは、今年もよろしくお願いします。と言う言葉を添えといた方が、常識のある方と印象がつきます。
以上は、友人や親戚や仕事先についても言える事です。
しっかりと覚えておきましょう!
訪問する場合は・・・
訪問の際の服装ですが、相手との関係性にもよりますが、カジュアルだけれども、だらしなくならない服装が好まれます。
男性ならば、ノーネクタイだけれどもジャケットは羽織る。女性であればワンピースなどが良いでしょう。
義理の両親には・・・
義理の両親に会う時は、さらに丁寧にと心得ておく方が良いでしょう。
地域が違って、松の内が違うこともありますし、もし松の内に会っていないならなおさら
「挨拶にも来ないで非常識な人」と思われている可能性があります。
ですから、基本的には三が日に、遅くとも松の内には顔を見せて元気にしている様子を見せたり、
お正月の挨拶の相手の健康を気遣っているということを態度に表したりするようにしましょう。
以上が、お正月の挨拶の仕方です。